6月も半ばになりました。ジューン・ブライドの季節です。この時期結婚式のビデオ撮影、あるいはプロフィール映像などを作るのに、わざわざビデオカメラを購入するより手持ちのスマホで撮影したいという人は多いんじゃないでしょうか。
iPhone6/Plusあたりになると、かなりの高クオリティ映像を撮ることも可能なのですが、ただ漫然とカメラを向けているだけではなかなか上手く撮れないのも事実。今回はここに気をつけるとワンランク上の映像が撮れる!というものをまとめてみました。
横位置で撮ろう
スマホだと縦位置で写真を撮ることが多いと思います。その延長でビデオを縦位置で撮ると、普通のテレビやプロジェクター、Youtubeなんかは横位置が基本なのでかなり面倒くさいことになります。送る相手もスマホで見るだけ、とわかっている場合はいいのですが、そうでない場合は横位置で撮っておきましょう。
iPhoneを固定しよう
ビデオが見づらくなる一番の原因は手振れ。iPhoneにはビデオの手ぶれ補正き機能がついていますが、三脚などで固定したほうがずっと見やすい映像が撮れます。 スマホに三脚をつけるためのアクセサリーは色々なものが出ています。自分のスマホのサイズに対応したものを選んでください。

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ズームは使わない
iPhoneのズームはデジタルズームと言って、拡大すればするほど画質が劣化する方式です。静止画に比べれば動画のデジタルズームは劣化は目立たない(動いてるから)ですが、それでも使用するのは最低限にすべきです。なるべく自分から動いて被写体に近づくようにします。
AE/AFロックを使おう
iPhoneの場合は、カメラ画面の好きな位置を長押しすると「AE/AFロック」の文字が表示され、押した場所にピントと明るさが固定されます。写真撮影の時も使えますが、映像の最中でピントや明るさが変わるのを防ぐことができるので、ビデオ撮影の時の方が便利に使えます。
明るいところで撮ろう
iPhoneのカメラやレンズはかなり優秀な方ではありますが、暗い室内などでは感度を上げるためノイズが乗りやすくなります。なるべく屋外や、屋内でも光量の多い所で撮るようにしましょう。
1つのカットを短く収めよう
同じアングルの映像が長く続くと、見ている人が退屈してしまうばかりでなく、圧迫感を与えることさえあります。一つのカットは長くても30秒くらいで撮影して、編集するときに5秒〜10秒くらいにすると見やすい映像になります。
引きと寄りのカットを撮ろう
「引き」はその場面全体がわかるように撮った映像、「寄り」はそのまま、被写体に寄って撮った映像です。
引きの映像で場面の説明をした後、寄りの映像で被写体の様子を説明するというのが一般的な編集の仕方。両方の映像があるとバランスのよい編集ができます。
いかがでしょうか。私も普段は正直なところ、そこまで気にせずにスナップ的にビデオを撮っていますが、たまにちゃんとしたセッティングで撮ると自分でもびっくりするくらいの映像が撮れることがあります。それほどiPhoneのビデオ撮影機能にはポテンシャルがあるので、ワンランク上の映像を撮りたい時はぜひぜひ試してみてください。