岐阜滞在の最終日、せっかくなので長良川の鵜飼を見に行ってみようと思い立ち、カメラを持って出かけました。
昼間の長良川はこんな感じ。右手に見えるのが金華山です。街中にこういう風景があるのがいいね。
夜になると鵜飼を見るための屋形船が沢山。すでに幻想的な雰囲気です。
しかし予備知識ゼロで行ったために鵜飼の流れが全然わからず。もう帰ってくる屋形船もあるし。
このへんで鵜飼についての予備知識を
困った時のWikipedia先生。
長良川鵜飼(ながらがわうかい)とは、岐阜県岐阜市の長良川で毎年5月11日から10月15日まで行われる鵜飼である。中秋の名月と増水時を除く毎夜行われる。(中略)長良川における鵜飼は日本で唯一皇室御用の鵜飼であり、長良川の鵜匠は職名を宮内庁式部職鵜匠といい、長良川の鵜飼用具一式122点は国の重要有形民俗文化財、長良川鵜飼漁法は岐阜県指定重要無形民俗文化財である。
ということで鵜匠さんは宮内庁職員らしいですよ。なんかすごいね。
川岸まで降りてみたところ、ちょうど鵜舟が出るところでした。松明をつけて川を疾走する姿は文句なくかっこいい。そしてこれが街中の河川で行われているというところがちょっとシュール。
(私を含め)観光客が結構来ていました。岐阜の人にとってはもはや普通の風景なのかなー。
望遠レンズを持っていかなかったので、あまり寄りの写真がありません。ちょっと失敗したな。松明の明かりが予想以上に明るくて、標準的な望遠ズーム(望遠端F5.6みたいなやつ)でも結構いけそうな感じはしました。
舟首に篝火を付けた鵜舟に鵜匠が乗り10~12羽の鵜を手縄をさばき、操り、篝火で驚かせた鮎を鵜が次々に捕る。鵜匠は常日頃から鵜と一緒に生活しているため、鵜匠と鵜は呼吸の合った動きを見せ、見事に鮎を捕らえてくる。鵜の捕った鮎は鵜匠のより吐き篭に吐かせられる。総がらみによる巻き狩り漁法は幻想的である。
ちなみにこの鵜たち、生まれ育ちは茨城県なのです。日立の方に鵜飼用のウミウを捕まえる場所があるんですが、機会があればそっちのほうも記事にしてみようかな。岐阜と茨城、意外な繋がりがあります。
次に岐阜にくる時には屋形船乗りたいなぁ。
というわけで、長良川の鵜飼撮影にチャレンジした記事でした。ではでは、またー。

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