それは、昨日の夜のこと。 トイレが終わって水を流そうとしたら、…あれ、いつもと感じが違う。水が流れていかずに、どんどん溜まっていきます。
まさか、詰まった!?
↑ほんとにこんな顔してたと思う
結構ギリギリのところまで水がきていてかなりやばめの状況。嫁に聞いてみても今までは特に問題なかったとの事。
よくよく見ると、少しずつ水は流れているようで、20分位でようやく水位が戻りました。でもこれは一刻も早くなんとかせねば。
作戦その1 お湯をかける
中で詰まっているものをお湯で溶かす方法。お湯といってもトイレは陶器なので、あまり温度が高くてもいけません。だいたい40〜50度くらいがいいようです。お湯の量はまあ適当に。やかん一杯分くらい試してみました。
で、やってみた結果…効果なし
むーん、この程度ではびくともせんか。
作戦その2 重曹&クエン酸をかける
このブログでも以前紹介した、重曹とクエン酸による炭酸の泡で詰まったものをほぐそうという作戦。
これも効果なし。あ、でも便器はちょっと綺麗になったけど。
やはり物理的攻撃を仕掛けるしかないのか?
とりあえず勝負は翌日まで持ち越しとなりました。
作戦その3 ラバーカップ(スッポン)を使う
翌日、つまり今日の朝、とりあえず「小」はできるという事を確認してから朝イチでホームセンターへ。見ておれすぐに勝負をつけてやるからな。
購入したのがこちらのラバーカップ。いわゆる「すっぽん」です。ものにもよりますが大体1,500円前後するようです。結構高いのね。
形状も使い方も何十年変わっていない、ある意味完成された様式美。
ちなみにこれ、和式用と洋式用があるらしいです。これは洋式用で、カップに出っ張りがあるタイプ。穴にフィットするようになっているんですね。
その他に用意するものとして、
- ゴム手袋
- ビニール袋
- ぞうきん
など。結構オオゴトになってきました。
ラバーカップの使い方
トイレといえばTOTO。ちゃんと詰まった時の対処方法がサイトに掲載されています。
ビニールシートに穴をあけてラバーカップを通すと、水が飛び散るのを防ぐことができます。なるほどなるほど。しかしこのラバーカップ、生ゴム臭い…。
あとは押して引くの繰り返し。ラバーカップの原理を考えると、静かに押して勢い良く引くのが正しい使い方です。これを何回か繰り返します。隙間をなるべく開けないように注意。思ってたより勢いよくやったほうがいいみたい。
ラバーカップを押し引きすること10数回、そしてついに!
再び勢い良く流れる水。我々は勝ったのだ。
詰まっていたのはトイレットペーパーでした。意外なことですが、トイレに詰まるもので最も多いのがトイレットペーパーだそうです。溶けると思ってどんどん使ってしまうと詰まる原因になるんですかね。
今回はラバーカップでなんとかなりましたが、それ以外の異物、特におもちゃ等はやっかいです。こういう場合は素直に業者を呼んだほうがいいんでしょうね。
あと、ラバーカップは一家に一台!少なくともすぐに使えるという状態にはしておいた方がいいと思います。トイレが使えない不便さは想像以上のものがありますので…。

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