昨日に引き続き、CEATEC2015のお話しです。今回の一番の目玉はシャープの「RoBoHoN(ロボホン)」で間違いなし。
なんというか、久々にワクワクする製品が出たという感じ。実物を見るのが1番なんですが、とりあえずその魅力を語っていきたいと思います。
RoBoHoNとは
簡単に言うと、ロボット型電話。電話機能付きロボットと言った方がいいのかな?身長は約20cm、体重390gの子供ロボットです。
RoBoHoN(ロボホン)コンセプトムービー - YouTube
コンセプトムービーを見れば、その凄さが何となく理解できるんじゃないでしょうか。
RoBoHoNここが魅力!
仕草が可愛い
起動して起き上がるデモンストレーションを見ることができました。全身を使ってバランス取りながら立ち上がる姿がとってもキュート。ちょうど今、娘が自分で立てるか立てないかっていう所なので「二本足で立つってすげえんだなぁ」と改めて感心。
頭についているプロジェクタ
コンセプトムービーではお皿に盛り付けの写真を映し出してましたけど、単純にプロジェクタの頭が動くだけで色んなことができそうだと想像できます。ちょこっとかがんで映像を出す姿が可愛い。スターウォーズのR2−D2を思い出しますね。
あえて子供ロボにしてある所
今のところ動作はちょっともっさりというか、のんびりしています。音声認識とか処理に時間かかるのかな、とも思うんですけど、子供ロボットならなんか許せちゃう不思議。
これについては、開発の方でかなり「演出」に気をつかっているようです。
AIとはいえ、人間の感情や反応を完璧に再現することは、現状不可能である。データベースに合わせた反応を積み重ね、人間の側には「リアリティがあるように思える」「かわいいと思える」演出を積み重ねるしかない。別の言い方をすれば、家電におけるAIの価値は「賢く働く」ことだけではなく、「人からシンパシーを感じてもらえるように演出する」ことも重要になるわけだ。
「RoBoHoN」にシャープが賭ける理由 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」 (3) 技術だけでなく「演出」も重要 | マイナビニュース
この手の機械はスペック云々よりもいかに感情移入ができるかどうかが大事になってくるんですよね。ちょっと長いけどPC Watchに開発インタビューが載ってるのでこれは必読。
最近日本の製品(しかも大手)でここまでコンセプトをはっきりさせたものって珍しいんじゃないかな。
なんか最初のこの画像が良くも悪くもインパクト強すぎてアレですけど、実際に動いているのを見てから判断しても遅くはないかと。CEATEC2015は明日(10日)までなので行けそうな人は是非見に行ってください。
というわけで、ロボット型電話RoBoHoNのお話でした。ではでは。

- 出版社/メーカー: フジミ模型
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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