8月最後の日曜日、そろそろ秋の味覚が出回る季節になってきました。一年は早いね。ということで茨城県の北部、常陸太田までぶどう狩りに行ってきました。
実はぶどうの名産地でもある茨城
常陸太田は、水戸から北に約20キロ、阿武隈山脈の南端に位置する水はけの良い丘陵地で、カルシュウムやミネラル分を多く含む、まさにぶどう栽培に適した土質環境です。
昭和34年からぶどう試作が始まり、昭和36年に巨峰の結実に成功し、本格的に「常陸太田巨峰」の生産が始まりました。
ぶどうというと山梨県のイメージが強いですが、茨城県の県北地域もなかなかのものなのです。気候的に似ているところがあるのかも。今年は天候が良かったこともあり、糖度の高いぶどうに仕上がったそうです。
このぶどう棚というのがなかなかのクセモノで、背の高さが大体170cmくらい。ということは177cmの私は微妙にかがんで中を移動しなければなりません。おっさんの身には結構腰にくるのです。ぶどう農家の人達は大変だなぁ…。
常陸太田特産「常陸青龍」
紫色のは「巨峰」、一番メジャーですかね。緑色のものは「常陸青龍」という、ここ常陸太田でしか採れない品種だそうです。
市内でもともとぶどう栽培を行っていた本多勇吉氏が「巨峰」の自然交雑実生から育成したぶどう(初結実は昭和53年)。常陸太田ぶどう部会によって、平成16年3月に「常陸青龍」として品種登録された常陸太田オリジナルのぶどう。果実の色は黄緑色で、「巨峰」と比べて糖度が高く、酸味や渋みが少ないのが特徴です。
食べてみると甘みもさることながら、しっかりした歯ごたえが印象的。新鮮なこの食感は、採りたてでないと味わえません。
今年は娘を連れて行きました。もちろん初めてのぶどう体験。なんか知らないものに興味津々で、すきあらば手を伸ばそうとします。
さすがに一粒まるごとは喉に詰まってしまうので、細かくしたものを食べさせてみたらかなりお気に入りの模様。いい経験ができたかな。
ぶどうの食べごろは9月の中旬くらいまでと、結構時期が短いのが難点。それだけに旬のものを味わうのは最高の体験ですよ!常陸太田までの道のりは、 Googleさんに「竜神大吊橋まで車で」と聞けば教えてくれると思います。
というわけで、常陸太田のぶどり狩りについてでした。ではでは。

- 作者: 三土たつお,茨城県地位向上委員会
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る