先日書いたひたち海浜公園のエントリがやたら好評で、ここ数日のアクセスは「ネモフィラとそれ以外」という感じになっています。やはりゴールデンウィーク中ということで、皆さん関心高そうですね。
という訳で今回はそのネモフィラの撮り方についてです。流行には積極的に乗っていくスタイル。
デジタル一眼を買ったけど、キットレンズの標準ズームと望遠ズームしか持っていない、という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。この2本でとりあえずネモフィラなど、群生している花を撮ってみたいという時にどんなアングルで撮ればいいのかを説明していきます。
「もう一歩の寄り」が大事
下の写真はいずれも標準ズームの広角側(35mmフィルム換算で28mm相当のものが多いと思います)で撮影したものです。
- 普通に撮ると、大体が左の写真の様になると思います。ネモフィラが群生している様子がよくわかりますが、一つ一つの花まではわかりません。
- ここでちょっとネモフィラに寄ってみます。真ん中の写真がそれで、ネモフィラの花一つ一つが見えると同時に、奥のほうに広がる一面の花々もうっすらとわかります。
- 右は更に寄った状態。ディテールがはっきりしてきましたが、全体の様子はわかりにくくなっています。
もちろんこれはどれが正解ということではありません。ただ、普通に撮るほかに一歩寄ってみると意外な視点が見つかるかもしれないという事です。
意外な視点という事ではこういうものも。雲一つない青空だったので、あえてネモフィラを画面下の方に追いやってみました。 なお、空を撮る場合は「露出を少し下げて」「カラーモードを鮮やかに」するといい感じになります。
望遠レンズこそ「寄って」みよう
望遠レンズというと、遠くのものを撮るというイメージがありますが、近くの被写体を撮るのにも役立ちます。
特に望遠端(250mm〜300mm)になるとこの写真のように、ボケを強調した写真を簡単に撮ることができます。 キットレンズの場合、望遠端で絞り優先モード(モードダイヤルでAやAv)にして、絞りを「F5.6」にすればOK。大事なのはここでも「一歩寄って」撮ってみることです。
まとめ
デジタル一眼に付属のキットレンズでも、撮り方を工夫すれば思いもかけないような写真を撮る事ができます。コツはズームを使うのではなく、自分が動くこと。ちょっと慣れてきたらズームレンズだけでなく、単焦点レンズで色々撮ってみると更に新しい発見がありますよ!

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