開くと片側が鏡になっている絵本、「かがみのえほん きょうのおやつは」を購入しました。立体的に見える本にびっくり!子供はもちろんのこと、大人も不思議な視覚効果を楽しめます。
鏡のように反射するピカピカの紙でつくられた絵本です。絵本を開くと、両側のページの絵が互いに映りこみ、驚くほど立体的に見えます。 鮮やかな色彩の美しいにじが、ページをつらぬいて向こう側にくぐりぬけたり、どんどんふえて、互いにからみあったり……。 鏡の効果が生み出す三次元空間で、卵の白身がとろりと流れ落ち、ゆげがふわふわと広がります。
つかさちずる (id:tukatukasa) さんも購入してました、最近ネットで話題になっていたこの絵本。嫁が興味津々だったので早速Amazonさんで注文しました。
かがみのえほん きょうのおやつは
ぜひ実際に手にとって、絵本を開いてみて下さい。ページとページが90°で向き合うように開くのがコツです。読み聞かせるときは、お子さんを膝の上に座らせて、同じ目線から読んで下さいね。
絵本の仕組みとしては、片方のページに鏡(銀紙)が貼ってあって、片方の絵が反射して立体的に見える…ということのようです。
実際にページをめくってみて、嫁も私も思わず「おおー」と声をあげてしまいました。鏡面側のページにも絵が書いてあって、反射した絵と合わせて本当に奥行きがあるように見えます。
鏡に映った絵は、鏡面の加工のせいでちょっとボケて見えるのですが、それが却ってレンズのボケのような味を出しています。
開き方やこっちの視点によって立体感が増すのも面白い所。ビデオで撮ってみましたけど雰囲気が伝わるでしょうか。
試しに娘に見せてみた
娘に見せてみたところ、鏡に自分の姿が映っているからでしょうか、ものすごく不思議な顔をしていました。絵に書いてあるものをつかもうとしたりして、興味をもってくれたのは間違いないようです。
絵本の世界も日々進化してます
折りたたんだ紙が入っている、いわゆる「とびだすえほん」は昔からありましたけど、これはまた違った方面からのアプローチ。子供用の絵本といってもばかにできません。
この絵本の作者さん、渡邉 千夏さんはグラフィックデザイナーとしてメーカーに勤務したあと、大学院で「しかけの視覚伝達デザイン」をテーマに作品を製作しているそうです。なんか色々納得。こういう「しかけ」を考えるのって大変だけど面白そうですよね。
というわけで子供も大人も夢中になれる、「かがみのえほん」の紹介でした。ではでは。

- 作者: わたなべちなつ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る

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