ドローンという言葉も一挙に一般的になってしまいましたが、そのほとんどはRC(ラジオ・コントロール)というのが実情です。要するに人間が操縦機で動かすタイプのもの。一部自動操縦機能もあったりしますが、自分で動かしているとなかなか「無人機」というイメージからはほど遠いものがあります。
そんな中、先日発表された「Lily」という新型のドローンがネット上でにわかに注目を集めています。
写真・映像はすべてLily公式サイトからの引用です。
Lily - The Camera That Follows You
なんとも可愛らしいこの外観。ドローンといえばいかつい機械のイメージがありますけど顔みたいになってます。 ┗( ^o^)┛こんな感じ。
起動も難しいことはなく、空にぶん投げると(!)自動的にバランスを取りながら自分の周りを回ってくれます。 実際に動いているところは、公式サイトのYoutube動画を見てもらうとすぐにわかると思います。
水にボチャンと落ちても大丈夫な防水設計。これだけでもかなりシビれるものがあります。。
リモコンの代わりになるトラッキングデバイス。自分を追いかけるとか、周りを回るなどの命令が出せるみたい。
おばあちゃんでも使えますよ的なアピール?ドローンにしては小型軽量の部類です(30cm弱)
静止画は12メガピクセル、動画は1080pでの撮影が可能。
こちらはループショットという、自分の周りを360度回りながら撮影する方法です。これラジコンでやろうとするとなかなか綺麗に出来ないんですよね。
ドローンではなく、自撮りカメラというスタンス
紹介動画を見るとわかりますが、DJI Phantomなどのラジコンとはちがい、あくまでも「飛行のできるカメラ」というコンセプトを貫いています。そのためバッテリーなど、他の部分はかなり割り切りがあるようです。
この映像がyoutubeにアップされてからもうLilyちゃんの虜(笑)製品コンセプトもさることながら、映像の作り方がすごくいいです。非英語圏の人でもこれがどういう製品なのか、直感的にわかるようになっています。 GoProのプロモーション映像を初めて見た時の興奮に近いかも。
こちらのLily、発売は来年の2月とちょっと先。販売価格は899ドルですが、6月中旬までプレオーダーで499ドルになるキャンペーンをしているそうです。うむむ、かなり欲しいぞ。