茨城県の北部6市町を舞台にしたアートプロジェクト、KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭が本日から始まりました!
KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭って?
風光明媚な海と山が織り成す豊かな自然に恵まれた茨城県北地域は、かつて岡倉天心や横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、独自の気候・風土や歴史、文化、食、地場産業など、多くの創造的な地域資源を有しています。こうした資源の持つ潜在的な魅力をアートの力を介して引き出すことにより、新たな価値の発見と地域の活性化を図るため、日本最大規模となる広大な「KENPOKU」地域を舞台として、国際的な芸術祭を開催いたします。
開催概要 | KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
というわけで本日行われた開会式に参加してきました。場所は北茨城市の天心記念五浦美術館。ほぼ福島県との境に位置する、風光明媚な美術館です。
一応関係者ということで、参加アーティストとして紹介されてしまいました。私あーちすとですってよ、奥さん。
ここ天心記念五浦美術館では、チームラボの新作が発表されるということで注目度もかなりもの。
チームラボの作品に関しては以前の記事をご覧ください。
Team Lab(チームラボ)の特別展、「学ぶ!未来の遊園地」に行ってきた! - 茨城ガジェット家
チームラボ 小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり
複数展示物がありますがメインはこちら。「お茶」をテーマにした作品です。お茶に対してプロジェクションマッピングが映し出されています。時間が経つと葉っぱが育ち、花が咲いて花吹雪が散っていく。そしてすごいのが器を移動させると、プロジェクションマッピングも合わせて移動するところ。え、どうなってんのこれと思ってしまいます。器がマーカーみたいになっているのかな?謎すぎ。
娘はこの展示が相当気に入ったようで、かなり長い時間見ていました。
チームラボを一躍有名にした作品なんかも展示されていて引き込まれます。時間を忘れてしまうほど。
VRによる、空中でのバーチャル書道。思わず筆(っぽいコントローラー)を大きく振り回してしまい、嫁に危ないと怒られました。
奥の部屋にはインタラクティブアートが。これは「学ぶ!未来の遊園地」であった、「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」と同じようなシステムになっていますが、画面がかなり大きく没入感が半端ないです。
画面上部から落ちてくる文字に触れると、その文字が実体化します。例えば蝶という字に触れたら、ちょうちょが飛んでいくというように。
娘も何度もタッチして、動きをめいっぱい楽しんでいました。
会期は11月20日まで
この県北芸術祭、もちろん展示物はこれだけではありません。
アーティスト一覧 | KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭
アーティストの数もさることながら、まあエリアが広い広い。なんせ茨城の県北エリアの大きさは東京23区の2.6倍ときています。
幸いにして会期は2ヶ月ちょっと、十分に期間はありますのでこの機会に茨城県北に是非お越しいただければと思います。
そして!私もアーティスト(のごく一部)として参加する予定です。詳しいことはまた、こちらのブログで発表していくのでお楽しみに。

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭 公式ガイドブック
- 作者: 南條史生,茨城県北芸術祭実行委員会,四方幸子,金澤韻
- 出版社/メーカー: 生活の友社
- 発売日: 2016/08/25
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