茨城空港から行く九州の旅シリーズ、いちおう今日の記事で最終回です。
昨年末のことになりますが、ソニーのαアンバサダープログラムのモニター企画で「α6000(ILCE-6000L)をお借りしました。こちら何と2ヶ月貸していただけるという太っ腹企画。これは九州旅行にも持っていかなければね、という事で旅のメインカメラとして使っています。

ソニー ミラーレス一眼 α6000 パワーズームレンズキット ブラック ILCE-6000L-B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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ソニーEマウントの究極形態とも言えるこのカメラ、どんな描写を見せてくれるんでしょうか。
さて今回の旅で楽しみにしていたのが、九州のローカル線の旅。そこまで濃い鉄道オタクではないんですけど、関東以外の路線に乗るのはやっぱりワクワクします。嫁に話してもイマイチその良さがわかって貰えないようで悲しい。
JR九州 肥薩線
今回乗るのは肥薩線。熊本の八代駅から鹿児島の隼人駅を結ぶ線です。目的地は温泉街のある人吉駅。
JR八代駅前。すぐ隣には「肥薩おれんじ鉄道線」の八代駅もあります。背後に見える煙突は日本製紙八代工場のものだそうです。
貨物の駅も併設されているためか、広々とした感じを受けます。
こういうホームの感じとかすごく好き。
こちらの列車に乗ります。大体1時間に1本くらいのペース。乗り遅れたら大変。
肥薩線の八代駅から人吉駅までは、通称「川線」と呼ばれていて、球磨川に沿って走っていきます。天候があまりよくなく、また列車のガラスが曇っていたためあまり綺麗にはとれませんでしたが…。
1時間半ほどで人吉駅に着きました。ここに来るまでの駅がいわゆる「秘境駅」だらけで思わず途中下車したくなったのは秘密。
先日の記事で書いた上村うなぎ屋さん、外観はこんな感じ。特に何もない商店街の中、このお店だけ行列ができているのがなんとも異様です。有名なんですねー。
人吉の温泉でおすすめ、という事で紹介されたのがこの「新温泉」。新といいながら80年くらいの歴史があるそうです。まずはこの外観でがっちりハートを持ってかれますが…
中に入るとさらにディープな感じに。年代物のマッサージ機にぶら下がり健康器と特濃です。すごいのは手書きの広告看板。電話番号が3ケタです。いつの時代だよ。
男湯はこんな感じ。恐ろしく古いんですけど清潔なんですよね。お湯の温度がそんなに高くないので、じっくり浸かっていられます。
他のお客さんがいない時間に許可を貰って撮影しました。これは完全に鈴木こあら (id:suzukidesu23) さん案件。
美味しいうなぎとディープな温泉を堪能して、名残惜しくも八代まで帰ります。帰りの列車はなんだか座席がちょっと豪華。
車両中央には展望席まで用意されています。この車両キハ220-1102はもともと指宿枕崎線の快速なのはなDXの指定席車として使われていたものだそうです。どうりで普通車にしては豪華なわけだ。
α6000はプレミアムおかませオートが超優秀
というわけでα6000で撮影した肥薩線の旅、今回はほとんど「プレミアムおかませオート」で撮影しました。この手のオート撮影って以前はほとんど使わなかったのですが、子供ができてからは重宝する機能になっています。なかなか設定を追い込んで撮影する時間ってなくなるんだよねえ。
以前のソニーのカメラでは妙に派手な色になったり、露出が極端だったりしたプレミアムおまかせオートですが、α6000のはかなり優秀。旅カメラとしてはかなり理想的です。
もうひとつ嬉しいのが、充電がUSB経由だという事。旅行時にモバイルバッテリーで充電可能なのはかなりの安心感があります。コンパクトデジカメであれば珍しくはありませんが、ミラーレス一眼でこれは嬉しい。
というわけでα6000で撮る熊本・肥薩線の旅でした。旅行に行く時にちょうどいいカメラをお借りすることができて、ソニーさんには大感謝です。
とりあえず今回で「茨城空港から行く九州旅行シリーズ」はおしまいです。茨城空港についてはもうちょっと書きたい事があるので追記するかもしれません。ではでは、またー。