今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」 〈春のブログキャンペーン 第3週〉
私が小学校低学年の頃だから、西暦に直すと1981,2年とかその頃だと思います。任天堂から発売された携帯型ゲーム機、ゲーム&ウォッチ。 その頃ゲームセンターなどというものもあるにはありましたが、当時は不良のたまり場と言われていて、小学生が行くにはあまりにもハードルの高い場所でした。
家庭用ゲーム機を持っている友達ももちろんいましたけど、わざわざ家の中で遊ばなければならないという面倒臭さ(当時の小学生の認識としてはそんな感じだった)、外でサッカー野球とか追っかけっこの合間に遊べるこのゲーム&ウォッチというのは、まさに子ども達のニーズにぴったりだったのです。
任天堂の他にも色々なメーカーがこの手の液晶ゲーム機を出していました。最大手はバンダイかな?あとはトミーとか、エポック社とか。学研も出してましたね。
ただ、やはり任天堂のゲーム&ウォッチは格が違うというか、パッケージからしてなんだか「大人」の雰囲気を醸しだしていたような気がします。
他のサイトからお借りしたものですがこんな感じ。ゲーム機なのに横文字ばっかりですごくおしゃれなんですよ。
値段は一台がだいたい6,000円前後だったと思います。子供がお小遣いで買うのは辛いけど、クリスマスや誕生日にお願いするならギリ許されるレベル。
逆に言うと年に数回しか買うチャンスはない訳で、ここでいかに面白いゲームを買うか、自分のセンスが最大限に試される場なのです。うかつにもクソゲーなんか買ってしまった日には友達と貸しっこして遊ぶ時にとんでもなく不利になるという笑えねえ事態に。
そんな携帯液晶ゲーム機の時代は、まだ遊びは外がメインでゲームはサブという位置づけだったと思います。この数年後に初代ファミコンが発売されて、子供達の遊びの状況が一変するのですが。
ゲーム&ウォッチがブラウザで遊べるサイト pica-pic
そして現在、 携帯液晶ゲーム機の数々はブラウザ上で遊ぶことが出来るようになりました(著作権的にはともかく)21世紀ってすごいね。
サイトデザインもなかなかかっこいいこのサイト、任天堂ゲーム&ウォッチを始め、多数の液晶ゲーム機を遊ぶことが出来ます。
「パラシュート」は友達が持ってたな。日本未発売のZELDA(ゼルダの伝説)もあったり。
しかしこういうサイトでいくらでも遊ぶことはできますが、子供の頃友達と順番待ちしてワイワイ言いながら遊んだ感覚には叶わないですね。

- 出版社/メーカー: 任天堂
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