先週末は地元・茨城県水戸市で「水戸黄門まつり」が行なわれました。今回はそのお祭りを3D(立体ステレオ写真)で撮影したので紹介します。
祭りの写真を撮るのは楽しいですよね。水戸黄門祭りでも毎年多くのカメラマンが訪れ、山車や踊りを写真に納めています。もちろん私もいっぱい写真を撮るつもりではいるのですが、普通のカメラで普通の写真を撮っていたのではガジェット部の名がすたるというもの。
ということで約5年ぶりに取り出した秘密兵器、Finepix 3D W3。富士フィルムの誇る大傑作カメラといっても過言ではありません。
FinePix 3Dってどんなカメラ?
こちらがFinePix 3D W3。発売は今から5年前、2010年です。レンズが横に2台ついており、人間の目が立体を認識するのと同じ原理で3Dの写真や映像を撮影することができます。
背面のモニタはレンチキュラー方式という特殊なスクリーンになっており、裸眼でも3D映像を見ることができます。今ではニンテンドー3DSとかあるけど、最初に見ると結構感動するよ。
FinePix 3DシリーズはW1(2009年発売、写真左)とW3の2機種が発売されました。W3はモニタの解像度が上がっていたり、ハイビジョン(720p)での3D映像が撮れたりと色々パワーアップしています。
実際に撮影した画像はこちら
では、水戸黄門まつりの3D写真をお送りします。なお、写真の並び方はすべて平行法になっています。平行法ってなんじゃという方はこちらのサイトを参照してください。立体視をする方法が詳しく解説されています。
「FinePix REAL 3D W1」撮り方のコツと“立体的”楽しみ方 - デジカメWatch
なお、スマホで見る場合は画面を横にしたほうが画像が大きく表示されるのでいいと思いますYO!
パラソルと椅子がいい感じに立体に見えています。撮影している時はわからなかったけど、提灯が浮いた感じになります。
こういった奥行きのある被写体は3D写真の得意とする所。通常の写真の構図とはちょっと違うものが求められる感じですね。
お祭りの山車なども、立体感が強調される被写体です。
氷水に冷やされるソフトドリンク。氷がガラスやアクリルのように見えます。
お肉の重なり合っている感がすごい。料理写真も撮れそうです。
夜、水戸太鼓の演舞。夜の撮影もなかなか綺麗です。ベースになっているのがFinePixだけあって描写力はかなりのもの。
地元で有名な「石川ばやし」。山車の上で踊る感じや、背景の広がりがわかるでしょうか。提灯の色も自然です。
というわけで5年ぶりに引っ張り出してきた3Dカメラ、FinePix 3Dで撮影した水戸黄門まつりでした。立体写真に関してはまた後日詳しく書いてみたいと思います。ではでは。

FUJIFILM 3Dデジタルカメラ FinePix REAL 3D W3 光学3倍 F FX-3D W3
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