三連休の最終日、水戸芸術館広場で行われたブラインドサッカーの交流会・体験会を見に行ってきました。話には色々聞いていたブラインドサッカーですが実際に見るのは初めて。水戸ホーリーホックのOBも来るということで期待が高まります。
ブラインドサッカーとは
ブラインドサッカーは、通常、情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーします。技術だけではなく、視覚障がい者と健常者が力を合わせてプレーするため、「音」と「声」のコミュニケーション」が重要です。 全盲と言っても義眼の人もいれば、光を感じられる人まで幅があります。その差をなくして公平にするため、目の上にアイパッチをはり、アイマスクを着用することが義務付けられています。
ブラインドサッカー世界選手権 日本戦ダイジェスト / Japan digest IBSA Blind Football ...
実際の動画を見てみると、見えないとはとても思えないスピードと展開の速さ。代表戦ということもあるのでしょうがかなりすごいスポーツのようです。
水戸芸術館Cafe in MITO2015 ReMITO92!「スポーツがコミュニケーション」
会場となったのは水戸市の中心部にある水戸芸術館。あれですね、地震があったときに「ライブ中継 水戸」で有名なところです。受付は事前に締め切りとなってしまったので、今日は見学のみ。
結構な人が集まっていました。年齢も小学生から一般、おじいちゃんぽい人まで様々。
中に何か入っているのかな?振ったり転がしたりすると音が出る特別なボールを使っています。
インストラクターの岡本達也さん。ジュビロ磐田、水戸ホーリーホック、ガイナーレ鳥取でプレイした後東京都社会人リーグへ。現在はプレイヤーであると同時に「サッカーの楽しさを伝える」という仕事をしています。水戸時代は丸ボーズだったのでイメージがかなり違う(笑)
次々にパスされるボールにタッチする練習。最初はおっかなびっくりだった人も慣れると結構な速さで対応出来るようになっていました。特に子供の順応性はすごい!
会場には見学も含め百人以上の人が詰めかけていました。見ていて思ったのが「コミュニケーションがものすごく大事」ということと「相手を信頼すること」。言葉で書くと平凡な感じになってしまいますが、目の見えない状態だからこそ信頼が重要になってくるスポーツです。
というわけでブラインドサッカーの見学に行って来た話でした。今度は実際にやってみたいなぁ。ではでは、またー。

サッカーボールの音が聞こえる―ブラインドサッカー・ストーリー
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