3回にわたって紹介してきたOLYMPUS AIR A01、とりあえず今回で一旦〆です。
AIR A01にはスマートフォンにつけるアタッチメントが付属しており、これを使うと普通のデジタル一眼のように使えるのですが、ぶっちゃけあんまり使っていません(^^;
このカメラ、普通のカメラと同じような使い方をすると不便極まりない代物です。電源オンからWi-fi接続してアプリ起動までに30秒くらいはかかるので、およそシャッターチャンスというものとは無縁。ならばこいつが得意な方法で撮影すればいいんじゃね?ということで色々試してみました。
ミニ三脚を使おう
わざわざ三脚つけるの?という疑問もあるかと思いますが、まずこのAIR A01、完全な円筒形をしているので普通に床に置くとコロコロ転がってしまいます。それに片手でスマートフォンを操作するため、カメラ本体はどこかに置いて「固定砲台」として使ったほうが撮影が捗ります。
おすすめの三脚はこの二つ

Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
- 出版社/メーカー: マンフロット
- 発売日: 2013/07/11
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マンフロットのPIXIは、ブロガーやyoutuberでも愛用者の多いベストセラー。雲台の角度を調整することもできますし、脚を閉じた状態でグリップとして使うこともできます。何よりデザインがかっこいい。

JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド マイクロ250 GP15 グレー 010959
- 出版社/メーカー: ジョビー
- 発売日: 2011/11/04
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もうひとつのおすすめ、ゴリラポッドマイクロはこの大きさ(小ささ)がポイント。最大搭載重量は250gのものと800gのものがありますが、AIR A01ならば250gのもので十分間に合います。大きいレンズをつけるかもという場合には800gの方を選びましょう。
こいつを付けるとなんかこれだけで完成されたシステムっぽく見えるのがすごい。
子供の写真を撮るときは、こんな風に対面にAIR A01を置いて撮影しています。
抱っこしながらでも撮れるのですごく便利。大きなカメラを取り回すより安心です。
子供の目線で写真が撮れるというのは新鮮。基本的にシャッター押しまくり(連写ではなく)をして、いいカットだけ残すようにしています。
もちろん動画もフルハイビジョンで撮影可能。明るいレンズを使った、いわゆる一眼動画がこのサイズで撮れるのは感動ものです。Wi-fiだと動画の転送は結構時間がかかるので、そこだけ注意が必要かな。
ノーファインダー撮影も楽しい
スマートフォンに接続せずに、本体だけでの撮影も可能です。画像のサイズや撮影モードは、あらかじめアプリで設定しておく事ができます。広角レンズを付けて撮るのが楽しく、予想外のアングルで撮れるとちょっと嬉しくなります。
そのほか、AIR A01について
- 充電はMicroUSBで行います。モバイルバッテリー経由でも充電できて便利なのですが、バッテリー自体は埋め込まれていて交換ができません。電池残量が減ってきたらこまめに充電しましょう。
- マイクロSDカードは本体カバーを開けて入れる形。このカバーが薄くて壊れそうで、ものすごくアクセスしにくい作りになっているので、最初に大容量・高速のカードを入れておいた方がいいです。
- 電動ズームレンズであればアプリから遠隔でズーム操作が可能です(オリンパス、パナソニックどちらのレンズでもOK)。とはいえデジタルテレコン機能が優秀なので、明るい単焦点レンズをつける方がおすすめ。
というわけで、オリンパスのオープンプラットフォームカメラ、OLYMPUS AIR A01のレビューでした。面白いカメラなのでマイクロフォーサーズユーザーは一度は使ってみてほしいな。
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OLYMPUS AIRの購入先
OLYMPUS AIR A01はオリンパスオンラインショップで購入が可能です。
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