ここの所、カメラ関連の記事を書いているんですけどこれが結構好評のようで、嬉しい限りです。
昨日の夜にはおすすめブログにも載っていたようで、頑張って書いてきた甲斐があったなあと。これも読んでくださるみなさんのおかげです(・∀・)
で、レンズの話。2日連続でマイクロフォーサーズのレンズのお話でしたけど、嫁いわく「明るい単焦点レンズって何?」
あぁ確かに、そういうのを説明するという視点がスッポリ抜け落ちてました。という訳で今日はその辺のお話です。
大雑把に分類すると、以下の4種類
細かく&正確に話していくときりがないですけど、とりあえず嫁さんに説明する(そして購入を説得する)ための分類としてはこんな感じでいいかと。
明るいレンズと暗いレンズ
明るいレンズというのは、つまりたくさん光を取り入れられるという事です。
レンズの明るさはF値というので表されます。F1.0が人間の目と同じだとか。
この数が大きくなるほど暗いレンズということになります。

Panasonic マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 25mm F1.4 単焦点 標準レンズ ASPH. H-X025
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 58回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
先日から出てきてるこのレンズはF1.4なので相当明るいと思っていただければ。
で、明るいと何がいいかというと
- 背景をぼかしやすい
- 暗いところでも撮りやすい(シャッタースピードや感度を上げなくてもよい)など。
背景をぼかすっていうのはデジタル一眼を買った人ならやってみたいと思うんじゃないでしょうか。
ただし、明るいレンズはお値段も高めになりがちです。
単焦点レンズとズームレンズ
単焦点レンズの説明をするのに「ズームできないやつ」というのはどうなんだろうかと思いつつ、嫁はそれで一応わかったみたいです。「バカボンのパパ」みたいな言い方ですが。
まあ今はスマホのカメラと同じといえばわかりやすいのかな。
単焦点レンズの特徴としては、焦点距離がひとつだけでいいので、その一点にあわせて設計を最適化できること。
もっと手っ取り早くいえば、画質がいいことです。
デメリットとしては焦点距離を変えられないので、アングルを決めるのに自分が動いて寄ったり引いたりするしかないこと。
もっともカメラの上達のためには、これが大切だとよく言いますよね。
ズームレンズはその逆で、焦点距離を変化させる事ができるレンズです。
光学的にどうしても大きくなり、またレンズも暗めになる傾向はありますが、やはり便利は便利。
キットレンズからのレベルアップに
デジタル一眼にキットレンズとして付いているものは、たいてい広角側F3.5~望遠側F5.6位なのであんまり明るいレンズではありません(その分コストパフォーマンスは良い)
最初に購入するレンズとして、明るい単焦点というのはキットレンズからひとつレベルアップするのに最適だと思います。
具体的には赤ちゃんや子どもの写真を綺麗に撮るとか。
各社比較的低価格で写りが良いもの(いわゆる「撒き餌レンズ」)を出しているので、単焦点の魅力にハマってみるのもいいんじゃないでしょうか。