東日本大震災から今日で5年という事で、当時撮った写真を集めてみました。
改めてこうやってブログにまとめてみると、たかだか5年でも結構忘れていることが多かったです。記憶のメンテナンスのためにも、たまにはこうやって思い返してみるのも大事なことだなぁと痛感しました。
家の近所、常磐線にかかっていた橋がガッツリずれています。地震の後すぐに通行止めになってたはずなので、これは応急処理が終わってからの写真ですね。
偕楽園の舗装された道路がガッツリと陥没していました。奥のほう、わかりにくいかもしれませんが液状化現象で水たまりのようになっています。当時はこんな感じの所が市内にたくさんありました。
家の屋根瓦もかなりのダメージ。ブルーシートを屋根にかぶせてあった家も多かったですよね。
震災直後は水戸駅前の道路やビルもこんな感じでした。
震災当日の夜、停電で真っ暗な中で大活躍してくれたのがこのストーブ。お湯を沸かしてカップラーメン作った覚えがあります。このストーブは今でも自宅で使っています。
震災翌日(3月12日)の水戸駅。タクシーを待つ人の行列ができています。この時駅構内は封鎖されていて、北口から南口に行くのに大回りをしなければなりませんでした。
常磐線の上野〜勝田間が再開したのは3月末のことです。最初は普通列車のみ、一時間に一本というペース。上野まで行くのに3時間くらいかかっていました。(通常は2時間)
常磐線は5年経った今も完全復旧には至っていません。2019年をめどに全線運転再開を目指すようですが、うまくいくのかな。
常磐線が復旧して、東京のお客さんにご挨拶に行った日の夜。新宿駅東口のアルタ前もこんな感じ。「いいから東京は金使って経済回してくれよ」と思ったのを覚えています。
ケーズデンキスタジアム水戸は屋根の支柱が曲がってしまったため、メインスタンド側にお客さんを入れられなくなりました。
このような足場を組んだ中での試合はかなり異例。選手が見づらいから運営も大変でした。
まあ、これをきっかけに鈴木隆行選手が水戸に来てくれたこともあるので、どう転ぶかってわからないですよね。
なんでもいいから記録しておく事は大切
茨城は東北3県ほどではないですがかなり被害を受けた地域です。マスコミではあまり取り上げられなかったので、他の所に行くと「え、茨城も地震あったの」と言われることも多く、なんとも歯がゆい思いをしていました。自分で記録をしておく事の重要性を痛感した次第です。本当に大変だった所は、さすがに写真を撮りに行くのもためらいましたけど。
いつか娘にも「お前が生まれるちょっと前に、こういう事があったんだよ」というのを話せるようにしておきたいと思います。
という訳で3.11とそれ以降の写真まとめでした。ではでは、またー。

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